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「夏場のリュック、蒸れるし暑い……」 開発者の経験から生まれた「COOLOOP アイスメッシュフレーム」とは?:3分インタビュー(2/3 ページ)
厳しい暑さが続くなか、通勤時の暑さ対策グッズが好調だ。ネッククーラー、手持ち扇風機などの商品が並ぶ中、リュックの暑さ対策グッズを発見。「COOLOOP アイスメッシュフレーム」を開発した経緯を聞いた。
担当者に聞いてみた
――「COOLOOP アイスメッシュフレーム」を開発したきっかけは何ですか?
松下: 暑い日が続く中、各社から保冷剤を使用した暑さ対策のグッズが出ていますが、保冷材にはいくつか問題点があると考えていました。1つ目は保冷材は瞬間的な冷たさはあるが持続性はないこと、2つ目は結露が出てしまうため、肌や洋服がぬれる、日焼け止めがとれてしまうことです。そこで、結露の出ない特殊素材「PCM」を使用した冷却アイテムの開発を行い、COOLOOP アイスメッシュフレームが生まれました。
「PCM」は28度以下で自然凍結し、ひんやりとした個体に変化する特殊素材です。一般的には、車や建築資材、宇宙服の断熱材として使用されています。「PCM」を使用した商品はこの他にも、首に付けられる「アイスネックリング」、枕の上に敷く「アイスピローシート」を販売しています。
「PCM」は冷凍不要で、簡単に繰り返し使用できます。28度以上の環境で液状化していきますが、18度の水であれば30分程度、エアコンが効いたオフィスに置いておけば3時間程度で再度凍結します。冷蔵庫、冷凍庫に入れるなどの対応が不要のため、出勤時使用し、オフィスにおいておくだけで退勤時にも冷たい状態で利用することができます。
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