スーパーの不満ランキング、2位は「混雑」、1位は?:弁当が売り切れ
スーパーマーケットで買い物をする際、消費者はどのようなストレスを感じているのだろうか。週1回以上スーパーを利用する人に聞いた。
スーパーマーケットで買い物をする際、消費者はどのようなストレスを感じているのだろうか。週1回以上スーパーを利用する人に、ストレスを感じる要因を聞いたところ「レジ待ちの長さ」(66.5%)と答えた人が最も多いことが、セーフィーの調査(東京都品川区)で分かった。次いで「混雑している」(44.0%)、「お目当ての商品が品切れになっている」(35.0%)と続いた。
普段利用するスーパーの不満を尋ねたところ、「商品の品ぞろえが悪く、欠品が多い」(27.0%)がトップ。次いで「他と比べて商品価格が高い」(18.2%)、「商品の鮮度が悪い」(16.7%)という結果に。また、不満が原因で、利用する店舗を変えたことはありますかという質問に対し、「ある(どちらかといえばあるを含む)」と答えたのは50.2%だった。
品ぞろえが悪いと感じるモノ
スーパーの中で、最も品ぞろえが悪いと感じる、または欠品が目立つコーナーを尋ねたところ、1位は「総菜・弁当コーナー」(28.5%)。回答者からは「早目に売り切れても補充が間に合っていない」(60代女性)、「夕食のお弁当や総菜を購入しに行ったときに、もう売りつくしされていたので」(50代女性)、「お目当てのものがないことが多い」(30代男性)といった声があった。
スーパーの総菜や弁当に関し、30.7%が「時間が経ったものを購入して後悔したことがある」、40.7%が「売れ残りしかなく購入をやめたことがある」、46.6%が「目当ての商品が購入できないことが多い」と答えた。
インターネットを使った調査で、週1回以上スーパーを利用する20〜60代の男女600人が回答した。調査期間は7月2〜3日。
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