ダイハツ、新型「ムーヴ キャンバス」の受注台数が約2万6000台を達成 購買層は?:月販目標台数の4倍
ダイハツ、新型「ムーヴ キャンバス」の受注台数が約2万6000台を達成した。月販目標台数の4倍の記録だ。
ダイハツ工業の新型「ムーヴ キャンバス」の累計受注台数が、7月5日の発表から約1カ月で約2万6000台を達成した。月販目標台数である6500台の4倍となる受注を記録している。
新型「ムーヴ キャンバス」は、すっきりと洗練させた「ストライプス」と、落ち着いた世界観の「セオリー」の2種類を用意している。主な購入層は、「ストライプス」は若年層を中心に幅広い世代の女性、「セオリー」は男性や大人世代が中心だ。
「ストライプス」では、レイクブルーメタリック、サンドベージュメタリックのカラーが、「セオリー」ではレーザーブルークリスタルシャイン、シャイニングホワイトパールが人気を集めた。
利便性や基本性能、高い走行性に加えて、「ストライプス」はデザインの可愛らしさ、「セオリー」は内装を含めた質感の高さが評価されたという。
同社は軽乗用車「ムーヴ キャンバス」を約6年ぶりフルモデルチェンジした。2016年に登場した初代「ムーヴ キャンバス」は、デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンとして、女性を中心に幅広い世代に支持された。累計販売台数は38万台(22年7月現在)を超える。
7月5日に発売した新型「ムーヴ キャンバス」は、初代の可愛らしさを継承しながら、「ストライプス」「セオリー」の2つのモデルを販売。ストライプスは若年層向けのクルマとして「わたしたち似てるよね。」を、セオリーでは新しい世界の広がりを「大人のキャンバス、はじまる。」を、それぞれキャッチフレーズにしている。
ターボの新設定などにより、走りの良さも向上させるとともに、使い勝手の良さも進化させた。後席シート下や足元空間を活用できる「置きラクボックス」を搭載したり、両側スライドドアに新機能を追加したり、利便性を追求している。
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