ドンキ、1万5000台売れたチューナーレステレビに4Kモデル追加 サイズ展開も拡充:地上波は映らない
ドンキは1万5000台以上売れた話題のチューナーレステレビから4Kモデルを発売する。お客から集まったダメ出しを基に商品を改良した。サイズ展開が増え、より高画質になった。
ドン・キホーテは8月10日、オリジナルブランド「情熱価格」からチューナーレステレビ「AndroidTV機能搭載 4Kチューナーレス スマートTV」(43v型:3万8280円、50v型:4万3780円)を発売すると発表した。2021年12月に発売し、「1カ月で初回生産分6000台がほぼ完売した」と話題を集めた「AndroidTV機能搭載チューナーレス スマートTV」を改良。8月19日に発売する。
前モデルに集まった「サイズ展開を幅広く」「もっと高画質のモデルを発売してほしい」というお客からの要望に応え、より高画質な4Kモデルの43v型と50v型、サイズ展開の幅を広げるフルハイビジョンモデルの24v型と32v型をラインアップした。
小型サイズについては、フルハイビジョンとなる「AndroidTV機能搭載 フルHDチューナーレス スマートTV」(24v型:2万1780円、32v型:2万7280円)を発売する。
同製品はチューナーを外して、アンドロイドOSを搭載したインターネットでの動画視聴に特化した商品だ。動画視聴以外にも、家庭用ゲーム機を接続してゲームをする、DVD・ブルーレイプレイヤーに接続して映画を鑑賞する、ノートPCを接続してデュアルモニターとして活用するなど、ニーズに合わせてさまざまなシーンで活用できる。
同社は「近年、データ通信速度の高速化や、YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービス、コンテンツの充実により、インターネットで動画や映画を日常的に視聴する人が増加。また、生活習慣の変化から、地上波放送をリアルタイム視聴せずに、TVerに代表される見逃し配信で楽しまれる人も増えている」とし、チューナーレステレビの需要増を指摘している。21年12月に発売した同製品の前モデル「AndroidTV機能搭載チューナーレス スマートTV」は、販売台数が累計で1万5000台以上を記録し、好調だとする。
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