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パイオニアのカーナビ「NP1」に注目が集まる、開発秘話を聞いたあの会社のこの商品(1/6 ページ)

カーAV機器やカーナビでおなじみのパイオニアが、新カテゴリーの車載機器「NP1」を開発した。ナビをはじめ多彩な機能を搭載しているが、誕生の背景や技術的基盤は何か? 開発担当者などに話を聞いた。

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 いまやクルマに必須の装備といっても過言ではないカーナビ。カーナビには液晶画面がつきものだが、液晶画面をなくし音声で操作する商品が大きな注目を集めている。パイオニアが2022年3月に発売した「NP1」のことだ。

 「NP1」は新開発のモビリティAIプラットフォーム「Piomatix(パイオマティクス)」を初めて採用し、音声によるルート案内を可能にした。常時、通信と接続しているので、地図や機能が常にアップデートされる。


世界初、AI搭載の通信型オールインワン車載器「NP1」(車外側)

「NP1」の車内側。カメラの位置は左右どちらにもすることができ、左ハンドル車の運転席側(=右ハンドル車の助手席側)にも取り付けることができる

 いざというときに録り逃しのないクラウドドライブレコーダー、車室内をオンライン化するWi-Fiスポット機能、購入後も新しい機能とサービスが追加されていく「もっとカーライフ++(プラスプラス)」など多彩な機能を実装。専用スマホアプリ「My NP1」(無料)を併用すれば、地図表示や目的地設定、目的地までの距離などをスマホの画面に表示することもできる。

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