「好きなおにぎり」の種類ランキング 3位「ツナマヨ」、2位「昆布」、1位は?:手づくり派VS.市販派
マイボイスコムは「おにぎりに関するアンケート調査」(第5回)を実施し、その結果を発表した。好きなおにぎりの種類を聞いたところ……。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
リサーチ会社のマイボイスコム(東京都千代田区)は、約1万人を対象に「おにぎりに関するアンケート調査」(第5回)を実施し、その結果を発表した。
好きなおにぎりの種類を聞いたところ、「鮭」(65.9%)が最も多く、次いで「昆布」(43.1%)、「ツナマヨネーズ」(41.7%)、「辛子明太子」(40.6%)、「梅」(39.6%)、「たらこ」(39.4%)と続いた。「たらこ」「いくら」は西日本より東日本で人気で、九州では「高菜」が多かった。
おにぎりを食べる頻度は、「月に1回未満」が一番多く30.2%、「月に2〜3回」が21.6%だった。週1〜2回以上食べる人は3割弱で、過去の調査と比べて「月に1回未満」「おにぎりは食べない」が増え、おにぎりを食べる人や頻度が減っていることがうかがえた。
手づくりと市販のおにぎり、どちらを食べることが多いかも聞いた。「自宅でつくったものを食べることが多い」が35.3%、「市販のおにぎりを食べることが多い」が50.8%、市販のほうが多かった。男女で比較すると「市販のおにぎり」は男性が6割で、女性より多い。
市販のおにぎりを買う目的を尋ねたところ、「昼食に食べる用」が64.6%で、「外出先、職場・学校などで食べる」が26.8%、「食事を短時間で済ませたい」「屋外で食べる」「小腹がすいた」がそれぞれ2割弱だった。「外出先、職場・学校などで食べる」は女性、「朝食に食べる用」「夕食に食べる用」は男性若年層で目立った。
インターネットを使った調査で、全国の10〜70代の男女9944人が回答した。調査期間は7月1〜5日。
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