ニュース
置き場所に困らない「冷凍庫」が登場 業界最小幅の33.5センチ:“セカンド冷凍庫”に
山善は、置き場所に困らないスリムな「冷凍庫 SUシリーズ」を発売した。同シリーズの特徴は、幅が33.5センチしかないこと。
山善(大阪市)は、幅が33.5センチしかない「冷凍庫 SUシリーズ」(以下、SUシリーズ)を発売した。同社によると、国内家庭用前開冷凍庫において、最小幅だという。全国の家電量販店や自社の通販サイトなどで、8月上旬から順次発売している。
共働き世帯の増加によって、冷凍食品や作り置き・下味冷凍などが人気を集めている。ただ、「従来の冷凍庫スペースでは容量が足りない」という声が多く、新たに冷凍庫のみを購入する“セカンド冷凍庫”需要が拡大している。こうした動きを受けて、同社は置き場所に困らない「SUシリーズ」を発売した。
同シリーズのサイズは、幅33.5センチ×奥行58センチ。「インテリアに馴染むデザインなので、キッチンやリビングなど、使いやすい場所に設置することができる」(同社)という。サイズは50L(3段)、70L(4段)、90L(5段)の3サイズを用意した。
引き出しは中身が見やすく、冷凍食品を立てるとすっぽり入る設計にした。引き出しを外すとガラス棚として使用ができるので、作り置きのタッパーを重ねて保存することも可能。温度設定は1〜7段階で、約ー15度〜約ー21度までの範囲で調整できるようにした。
関連記事
- CDが苦戦しているのに、なぜ曲を取り込む「ラクレコ」は売れているのか
CD市場が苦戦している。売り上げが減少しているわけだが、CDをスマホに取り込むアイテムが登場し、人気を集めている。商品名は「ラクレコ」(バッファロー)。なぜ売れているのか調べたところ、3つの要因があって……。 - キユーピーの「ゆでたまご」が、なぜ“倍々ゲーム”のように売れているのか
キユーピーが販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」が売れている。食べことも、見たことも、聞いたこともない人が多いかもしれないが、データを見る限り、消費者から人気を集めているのだ。なぜ売れているのかというと……。 - 渋谷で「5000円乗り放題」を始めて、どんなことが分かってきたのか
長距離バスの運行などを手掛けているWILLERが「月5000円で乗り放題」のサブスクプランを打ち出したところ、利用者がじわじわ増えている。4カ月ほど運営してみて、どんなことが見えてきたのかというと……。 - 何度も使える「2750円のタオル」は、なぜ1週間で完売したのか
タオルの価格は2750円――。この話を聞くと「高いなあ」「誰が買うの?」と思われたかもしれないが、吸水スポンジメーカーのアイオンが発売したところ、売れに売れているのだ。高価なタオルは、どのような構造をしているのかというと……。 - すぐに完売! 1枚焼きの「ホットサンドソロ」は、どうやって開発したのか
食パン1枚でつくるホットサンドメーカーが売れている。その名は「ホットサンドソロ」。新潟県にある「燕三条キッチン研究所」が開発したアイテムだが、どのようにしてつくったのか。担当者に話を聞いたところ……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.