ファミマ、中華まんの生地・具材・味付けをリニューアル 8月16日から販売開始:定番商品5品
ファミマは中華まんの生地・具材・味付けをリニューアルする。8月16日から販売開始。定番商品5品が対象。
ファミリーマートは8月16日から、「ファミマの中華まん」の生地・具材・味付けを刷新し、販売を開始する。コロナ禍を背景に在宅勤務が増加している中で、ワンハンドで食べられる軽食への需要が高まっており、中華まんの売り上げは年々伸長している。好調の中華まんの品質を向上することで、売り上げ拡大を狙う。
中華まんの味種に合わせて、生地・具材の原料や製法・味付けを見直した。同社は2022年度の「ファミマの中華まん」発売を記念し、期間限定で中華まん20円引きセールを実施する。
「ジューシー本格肉まん」(140円)は、生地に自家製パンなどでも使われている発酵種を使用した。生地を練る際の温度を見直し、ふんわり、もっちり食感を感じられるように仕立てた。中具は、ホタテ貝柱だしで豚肉のうまみを引き出し、隠し味に紹興酒を使用した本格中華のだしで、濃厚な味わいに仕上げた。
「とろ〜りチーズの濃厚ピザまん」(140円)は、イタリア産ペア型トマトとフレッシュバジルを使用した濃厚なトマトソースと、のびるチーズを包んだ。カマンベールチーズを加えることで、さらにチーズの香りとコクを感じられるようにした。
「スパイス香る キーマカレーまん」(140円)は、甘くスパイシーな香りが特長のクローブ、シナモン、フェンネル等18種類のスパイスをブレンド。さらに、ココナッツミルク(パウダー)を使用し、コクとスパイスとの調和が楽しめるキーマカレーを包んだ。
「北海道産大納言小豆のつぶあんまん」(130円)は、粒が大きい「北海道産大納言小豆」を使用することで、しっかりとした小豆の粒感を楽しめるようにした。生地には吟醸酒粕を加え、しっとり食感とほんのり吟醸香を感じられるよう仕立てた。「北海道産小豆のこしあんまん(ごま風味)」(130円)は、北海道産小豆に、沖縄県多良間産の黒糖を使用した黒糖蜜と焙焼糖を加えた。
今後は素材にこだわった至極の一品やコラボ商品なども販売予定だとする。
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