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スーツにリュックはもはや定番? エースの”薄いビジネスリュック”が好調な理由3分インタビュー(3/3 ページ)

かばん製造販売大手のエース(東京都渋谷区)が展開する「ガジェタブル」が好調だ2018年の発売から累計で24万個が売れたという。このほど、新たに「ガジェタブルEF」を発売。これまでの製品とは何が違うのか。担当者に聞いてみた。

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――コロナ禍で、働き方も変わりましたが需要の変化などはありましたか?

森川 緊急事態宣言が出たあたりから、当社の直営店にビジネスリュックを買いに来られるお客さまが増えました。理由を聞いてみると、「これまではリュックNGだったがテレワークになったので買いに来た」「パソコンを持ち運ぶ必要があるが、重くて大変」という方が結構いました。

 また、これまでは割と若い世代の購入が多かったのですが、ご年配のお客さまも増えるようになりました。「リュックの方が楽なんだろうなと思いつつ敬遠していたが、パソコンを持ち歩く必要があるし……ついに買いに来たんだよね」といった声もあるようです。コロナ禍を機に、新たにビジネスリュックを使い始めたという方は圧倒的に増えたと思います。

ガジェタブル

 震災以降からの流れではありますが、コロナ禍で働き方がすごく多様化し、ビジネスファッションがどんどんカジュアルになってきています。ビジネスリュックも、カジュアルになったビジネスファッションに合うデザインや、女性用アイテムの開発にも注力しています。


【記者メモ】

 森川さんによると、同シリーズは男性だけでなく女性や学生からも支持されているのだとか。薄さを意識しつつも、2022年のビジネスパーソンに寄り添った新商品は、そのニーズにどこまで対応できるだろうか。ガジェタブルEFは、「リュック小」(2万8600円)、「リュック中」(2万9700円)、「リュック大」(3万1900円)の3種類を用意している。

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