調査リポート
「ふるさと納税」1人あたりの獲得寄付額が多い自治体 2位「北海道白糠町」、1位は?(2/2 ページ)
ふるさと納税市場の調査分析を行う「ふるさと納税総合研究所」は総務省が発表した「令和4年(2022年)度ふるさと納税に関する現況調査」の結果を分析し、自治体住民の1人あたりのふるさと納税獲得寄付額を計算した。
21〜30位
22位の「熊本県玉東町」(20万4821円)は、ポータルサイト上での返礼品の画像や特集、注意事項なども、表現豊かなバナー等を用いて視認性を高めている。27位の「福岡県東峰村」(19万73円)は小石原焼や高取焼という2つの窯業も持つ自然豊かな地域で、「日本で最も美しい村」連合にも加盟している。
住民1人あたり獲得寄付額を基準に分析をすると、エリア別では北海道が14自治体、九州は8自治体となり、約7割を占める結果に。同研究所は「和歌山県北山村や高知県馬路村の事例からは、深い地元愛と戦略的思考を基軸に、独自の地域資源を粘り強く育て、自治体の前例主義を突破する創意工夫で、独自のポジションを確保していることが分かる。深い地元愛と戦略的思考は、小さな自治体だからこその『強み』と言えるかもしれない」とコメントしている。
関連記事
- ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。 - 30〜40代既婚男女に聞いた「令和のしない家事、三種の神器」 3位は「洗濯乾燥機」、2位と1位は?
パナソニックが実施した「30・40代夫婦の家事に関するライフスタイル調査」で、家事負担軽減、家事時間削減のために購入したい家電1位は「食洗機」であることが分かった。他に共働き夫婦がお互いに思う家事分担比率などを比較した。 - ワークマンの人気商品「真空ハイブリッドコンテナ」 担当者も予想外なアウトドア以外のニーズ
キャンプ用品の本格展開を開始したワークマン。その人気商品の1つが「真空ハイブリッドコンテナ 4.6リットル」(2500円)だ。少量のドリンクや食料を保冷したり保温したりすることができるアイテムでSNSなどで話題に。担当者によると、アウトドアシーン以外でも活用されているという。 - 「手取り25万円できついと思うこと」ランキング 1位は?
ビズヒッツは、手取り25万円の男女426人を対象に調査を実施。手取り25万円できついと思うこと、理想の手取り額について聞いた。 - 東京駅の弁当で最も人気の商品は? 売り上げランキングTOP10発表
JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(東京都渋谷区)が、東京駅のエキナカ商業施設「エキュート東京・グランスタ」で販売する弁当の売り上げランキングを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.