米国で7000万円売れた 浮いているペン「Hoverpen 3.0」の特徴:国内で先行予約
TORITEMP LLCは、台湾発の文房メーカー「NOVIUM」が開発した筆記具「Hoverpen 3.0」の先行予約販売を開始した。クラウドファンディングサイト「machi-ya」にて、9月25日まで受け付けている。
輸入販売などを手掛けるTORITEMP LLCは、台湾発の文房メーカー「NOVIUM」が開発した筆記具「Hoverpen 3.0」の先行予約販売を開始した。クラウドファンディングサイト「machi-ya」にて、9月25日まで受け付けている。一般販売の価格(予定)は2万900円から。
「Hoverpen 3.0」は、海外の経営者などから支持を得ているという新世代ペン。米国のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」と「Kickstarter」にて約7000万円を売り上げた実績がある。日本では、TORITEMP LLCとNOVIUMが独占販売契約を締結。このたび、日本に初上陸した。
SF映画に出てきそうな近未来的なデザインと、ペンを宙に浮かせる固定方法が特徴。研究の結果、いつでも手に取りやすい角度だという水平から30度をキープできるように設計している。ペンを浮遊させたまま回転することもできる。
ペンのボディ部分には、軽量のアルミニウムを採用。合金を高温で溶かし、金型に流し込んだ後、成形、切断、研磨、研削など工程を経て完成している。
ペン先は、ボールペン、万年筆、18Kゴールド製万年筆の3種類に対応。メモをしたいときはペンモード、大切な契約や顧客の前で使う時は万年筆モードなど、さまざまなシーンに対応する。国際標準規格のインクカートリッジはすべて使用可能で、ペン先の太さは0.35〜0.6ミリまで選べるようにした。
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