「自分は“気にしい”さん」6割 仕事でストレスを感じると、どうなる？：顔色をうかがう（2/2 ページ）

識学が実施した「“気にしいさん”に関する調査」によると、自分が“気にしい”だと思うビジネスパーソンは58.8％だった。ストレスと感じると、どのような影響が出るのだろうか。

[熊谷ショウコ，ITmedia]

ストレスを感じると、どんな影響が出るか

　ストレスを感じると、具体的に業務にどのような影響が出るのだろうか。最も多かった回答は「業務に集中できなくなる」（38.5％）。次いで、「作業スピードが落ちる」（31.9％）、「ミスが増える」（29.3％）だった。

ストレスを感じると具体的にどのような影響が出るか

　同社では、約7割の人が「人のちょっとした仕草・目線・声音などに敏感で機嫌や思っていることが分かる」と回答していたことから、同社は「周りのことが気になり余計にストレスを感じてしまうため、業務に集中できなくなるのでは」と分析している。

“気にしい”な社員でも働きやすい環境とは

　現在勤めている企業が“気にしい”な社員でも働きやすい環境かを聞いたところ、「そう思う」（9.2％）、「ややそう思う」（41.0％）、「あまりそう思わない」（39.2％）、「そう思わない」（10.6％）だった。

“気にしい”な社員でも働きやすい環境だと思うか

　「そう思う」「ややそう思う」と回答した理由で最も多いのは、「人間関係がいいから」（53.3％）。次いで、「業務内容が自分にあっているから」（38.0％）、「プライベートに介入されないから」（28.5％）となっている。

“気にしい”な社員でも働きやすい環境だと思う理由

　調査は7月13日、インターネット上で実施。10人以上の企業で働く20〜50代の男女で、自身のことを“気にしい”だと思う人と“気にしい”だと思われる部下がいる人の計300人が回答した。予備調査2364人が対象。