峯岸みなみが親善大使 アイドルフェス「@JAM EXPO」仕掛け人に聞くライブエンタメの実情:AKBなど全48グループが集結(5/5 ページ)
11年目を迎える@JAMの仕掛け人で、@JAM EXPOの総合プロデューサーを務める橋元恵一さんに、コロナ禍でのライブ・エンタテインメントの実情や、@JAM EXPO開催の裏側を聞いた。
「教科書のない」チャレンジ
以上が橋元さんへのインタビュー内容だ。
新型コロナ禍以降、エンタメ、音楽、フェス、ライブは「不要不急」と言われ続け、中止や延期を繰り返してきた。当初、1年もすれば以前の世界に戻るだろうとの期待は外れた形だ。あれから2年半を過ぎた今も、日本は第7波の状況下に置かれている。
マーケットも壊滅的な影響を受け、活動継続が困難となり、解散したグループも多かった。そのような中でも、コロナ禍の制限下で、多くのグループが工夫を凝らし活動を続けてきている。
今もって、多くの人がアフター・コロナの世界を思い描けていないものの、ウィズ・コロナは既にわれわれの日常になりつつある。2011年から着実に成果をあげてきた@JAM EXPOというフェスも、この3年間は手探り状態を続けてきたことが橋元さんへの取材で分かった。まさに、「教科書のない」チャレンジだ。
このコロナ禍でも生き残ってきた@JAM EXPO。将来のライブエンタテインメントビジネスの教科書になるかもしれない。その結果を注視したい。
著者プロフィール
柳澤 昭浩(やなぎさわ あきひろ)
18年間の外資系製薬会社勤務後、2007年1月より10期10年間に渡りNPO法人キャンサーネットジャパン理事(事務局長は8期)を務める。科学的根拠に基づくがん医療、がん疾患啓発に取り組む。2015年4月からは、メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社の代表社員として、がん情報サイト「オンコロ」コンテンツ・マネージャーなど多くの企業、学会などのアドバイザーなど、がん医療に関わる様々なステークホルダーと連携プログラムを進める。「エンタメ×がん医療啓発」を目的とする樋口宗孝がん研究基金、Remember Girl’s Power !! などの代表。
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