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ライフジャケットの技術を採用した“水に浮くリュック” どんな商品?:フロートライフリュック
サイボウデジタル(東京都渋谷区)は、ライフジャケットの技術を活用したリュック「フロートライフリュック」をクラウドファンディングサイトCAMPFIREで発売した。
防災用品のセレクトショップSAIBOU PARKを運営するサイボウデジタル(東京都渋谷区)は、ライフジャケットの技術を活用したリュック「フロートライフリュック」をクラウドファンディングサイトCAMPFIREで発売した。水の事故から命を守る浮力性能と、日々使えるシンプルなデザインを両立した商品として提供する。
フロートライフリュックは、防衛省や海上保安庁が使用するライフジャケットと同様の特別な浮力体を採用した、抱えて浮くことで命を守るリュック。
2020年7月の豪雨による熊本県の洪水被害をきっかけに、「もしも毎日ライフジャケットを着用していれば水の事故から命を守れるのでは」という着想から、防災士監修のもと信頼できる浮力や耐久性とシーンを選ばないデザイン性を両立させた。
陸海自衛隊や海上保安庁などへの納品実績を持つ東洋物産と共同開発し、同社のESPADAブランドの認証を持つ浮力体をリュックの隅々に使用。生地には、回収されたペットボトルなどから作られた再生ポリエステルを採用した。
この特殊な生地の耐久性は、国土交通省がライフジャケットに求める基準の4倍以上という。強力な紫外線や水に長時間さらされても同基準の2倍以上の強度を保つとしている。
一般販売価格は送料込みで4万4880円。8月14日からCAMPFIREで販売を開始している。
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