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「昔はこうだった」「こうやるものだ」は禁句 Z世代と上手に働く方法特徴から考える(4/4 ページ)

「Z世代」という言葉をよく耳にするようになった。1990年代半ば以降に生まれた世代のことを指しているが、職場でこうした世代とどのように接すればいいのだろうか。やっていいこと、やってはいけないことをまとめたところ……。

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Z世代とともにイノベーションを生み出す組織づくり


イノベーションを生み出すために……

 「自分らしさを大切にする」「承認欲求が強い」「プライベートを大事にする」というZ世代の特徴を踏まえ、彼らとともに成長していくためには、企業として、以下のような環境整備を行うことも重要であろう。

  • ワークライフバランスを意識した制度整備
  • 効率化・生産性向上に向けた仕組みづくり
  • SNSを活用した採用活動
  • オンラインでもつながりを感じられる施策
  • オープンなコミュニケーション
  • 新人たちを受け入れ認める風土醸成

 このように柔軟な姿勢で対応できる企業が、いち早くZ世代の支持を受け、強い組織をつくっていけるのではないだろうか。Z世代は、私たち上の世代とは異なる考えや意識を持っているからこそ、彼らの特徴を理解し、仲間として受け入れ、コミュニケーションを積極的に図り、ともに組織をつくっていくことで、新たなイノベーションが生まれるのだと私は信じている。

著者プロフィール:秋沢崇夫

 1981年東京都生まれ。青山学院大学卒業。

 2004年株式会社ガイアックスに入社し、営業、事業開発に関わり営業部長に。32歳で退職後、一人旅の最中にリモートワークを経験。「このスタイルであれば場所や時間に捉われることなく自分らしい生活を実現できる」と実感し、さまざまな働き方や生き方の選択肢があってもいいのではないかと考えるように。帰国後「多くの人の働く選択肢を増やしたい」との思いから「HELP YOU」 を立ち上げる。


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