調査リポート
2022年の「ギョーザ県」はどこ ランキングに変動は?:NTTタウンページ調べ
NTTタウンページが、全国のギョーザ・シュウマイ店の登録件数の推移から、どの都道府県に多く展開されているか調査した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
ギョーザ・シュウマイ店が最も多い都道府県はどこか――。NTTタウンページが、全国の登録件数の推移から、どの都道府県に多く展開されているか調査した。その結果、10万人あたりの登録店舗数が最も多いのは「宇都宮餃子」の栃木県だった。
登録件数トップ3は栃木県・静岡県・宮崎県で、2020年以降変動はなかった。
栃木県は宇都宮市、静岡県は浜松市、宮崎県は宮崎市が全国的にギョーザの街として有名で、消費量も常に全国トップの常連となっている。
13〜22年の全国の登録件数の推移データを見ると、計測開始から毎年登録店舗数が減少していることが分かる。
減少の理由として同社は「その時々に流行するファストフードなどに顧客の消費が取られることに加え、店主の高齢化や設備の老朽化などで閉店する店舗も続出し、新型コロナウイルス流行の影響で登録店舗数減少に拍車がかかった」と分析する。
3年連続で1位となった栃木県も、登録店舗数は年々減少。登録店舗数では栃木県よりも2位の静岡県の方が多いとか。3位の宮崎県だけは、トップ3の中で登録店舗数3年間が変わっていない。
調査は、20〜22年各6月時点におけるタウンページデータベースをもとに、人口約10万人に対するギョーザ・シュウマイ店の登録件数を集計した。
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