独アディダス、サッカー日本代表新ユニフォーム発表 テーマは「折り紙」:11月開幕のカタールW杯で着用
独アディダスの日本法人アディダス・ジャパンがサッカー日本代表の新ユニフォームを発表し、予約販売を始めた。11月に中東カタールで開幕するサッカーワールドカップ(W杯)の試合で日本代表が着用する。
独アディダスの日本法人アディダス・ジャパンは8月29日、サッカー日本代表の新ユニフォームを発表し、同日から予約販売を始めた。11月に中東カタールで開幕するサッカーワールドカップ(W杯)の試合で日本代表が着用する。
歓喜と進化の象徴としての「折り紙」
新ユニフォームのデザインコンセプトは「折り紙」。2002年に韓国と共同開催した日韓大会の決勝戦が行われた横浜国際総合競技場(現日産スタジアム)では270万羽の折り紙が舞い上がったといい、そうした歓喜をもたらす祈りの象徴としての願いを込めた。代表のこれまでの軌跡と「山折り・谷折り」を重ねることで進化するという思いも込めたという。
大会のグループリーグでは、ドイツ・スペインという優勝経験を持つ強豪2国に加え、プレーオフを勝ち抜いてきた難敵コスタリカと同組に入った日本代表だが、アディダスジャパンは「日本の想いをひとつに、歓喜に満ちた新しい景色を共に創ろう」としている。
日本代表は98年フランス大会以降、W杯に7大会連続出場中。フランス大会ではアシックスがユニフォームを手掛けていたが、アディダスが99年にJFA(日本サッカー協会)と契約を締結。日韓大会以降の6大会は全て同社がサプライヤーを務めている。
前回18年のロシア大会では日本伝統の「刺し子柄」を基調としたデザインだった。W杯予選で代表が着用した、雲と青空をイメージしたカモフラージュ柄のユニフォームなど、過去の代表ユニフォームのデザインは同社の公式Webサイトで公開している。
カタール大会は11月21日に開幕する。
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