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夫婦別姓についてどう思う? 職場での「不便さ」は4人に1人が実感:連合調べ(1/2 ページ)
日本労働組合総連合会(連合)は働く男女1000人を対象に「夫婦別姓と職場の制度に関する調査2022」を実施した。夫婦別姓についての考えや、職場での旧姓使用の実情は?
日本労働組合総連合会(連合)は働く男女1000人を対象に「夫婦別姓と職場の制度に関する調査2022」を実施した。その結果、6割以上が夫婦別姓を容認していることが分かった。また、4人に1人が「職場で旧姓の通称使用ができても、対処しきれない不便・不利益さがある」と回答した。
「同姓でも別姓でも構わない」が6割以上に
夫婦の姓の在り方についての考えを問うと、「自分は夫婦別姓が選べるとよい。自分たち以外の夫婦は同姓でも別姓でも構わない」が最も多く、32.3%だった。次いで、「自分は夫婦同姓がよい。自分たち以外の夫婦は同姓でも別姓でも構わない」(31.7%)がきん差であがった。合わせて64.0%が自分たち以外に対しては「同姓でも別姓でも構わない」と考えていることが分かった。
一方、「自分は夫婦同姓がよい。自分たち以外の夫婦も同姓であるべきだ」は18.3%にとどまる結果になった。
男女別では、「同姓でも別姓でも構わない」とする人の割合は、男性が57.8%、女性が 70.2%。12.4ポイントの差があった。特に40代男性・50代男性はどちらも「同姓であるべきだ」と考える人が26.4%と比較的割合が高く、およそ4人に1人が夫婦別姓に否定的だった。
選択的夫婦別姓が導入されたらどうしたい?
選択的夫婦別姓が導入された場合、どうしたいか聞いたところ、婚姻状況別に見ると「夫婦同姓がよい」は独身で39.3%、既婚で62.3%だった。
「夫婦別姓がよい」は独身で9.3%、既婚で8.8%だった。
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