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ヤマト運輸、独自スマホ決済「にゃんPay」 みずほ銀行ハウスコインを利用
ヤマト運輸は9月12日から、新たなスマホ決済サービス「にゃんPay」の提供を開始する。同社のスマホアプリ「ヤマト運輸公式アプリ」に追加し、にゃんPayの決済宅配便の運賃を12%割り引く。
ヤマト運輸は9月12日から、新たなスマホ決済サービス「にゃんPay」の提供を開始する。同社のスマホアプリ「ヤマト運輸公式アプリ」に追加し、にゃんPayの決済宅配便の運賃を12%割り引く。
みずほ銀行が提供する「ハウスコイン」の仕組みを使った。全国140以上の金融機関の銀行口座からチャージして使う。ハウスコインは、みずほ銀行の「J-Coin Pay」の決済基盤を活用し、他社に独自コインとしての利用を可能にした仕組み。にゃんPayが初の導入案件となる。
「企業と自治体が運営するアプリに組み込み可能な決済機能に対するニーズと、企業や自治体の個別要望に対応するためのオーダーメイド性に対するニーズが、今後、ますます高まっていく」(みずほ銀行)
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