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コンビニの高価格帯おにぎり戦争激化 ファミマは累計1億5000万食を売り上げた「ごちむすび」をリニューアル:新作2品も発売(1/2 ページ)
ファミマは「ごちむすび」をリニューアルする。2020年の発売以降累計1億5000万食を売り上げている。高価格帯おにぎりの強化で、おにぎり部門の売り上げをけん引できるか。
ファミリーマートは高価格帯おにぎりシリーズ「ごちむすび」をリニューアルし、9月13日から販売する。「ごちむすび」は2020年に発売してから累計1億5000万食を売り上げている。品質、品ぞろえを強化することでおにぎり部門をけん引するブランドに育てていく。
新しい「ごちむすび」では国産コシヒカリ米を100%使用。米本来の甘み・うまみを感じられるように炊飯方法を変更した。
定番の「大きな鮭はらみ」(210円)と「とろさば」(185円)は、のりと具材を変更した。のりは加工工程を見直し、おにぎりに直に巻いていながらも歯切れ、口どけの良い仕立てを目指した。具材は、調味料による雑味やさば特有の臭みを軽減した。
新商品は2品発売する。「はらこめし」(248円)は東北地方の郷土料理であるはらこめしをおむすびに仕立てた。超特選しょうゆで味付けしたいくらしょうゆ漬けと北海道産の秋さけを具材に使用。ごはんとさけを一緒に炊込むことで、鮭の風味がより感じられるようにした。
「比内地鶏の炙り焼き鳥めし」(220円)は、日本三大地鶏の「秋田県産比内地鶏」を使用。鶏肉にたれを絡めて香ばしく炙り焼きにした。しょうゆまぶしごはんは比内地鶏エキス配合のスープを一緒に炊き込んだ。新作の「はらこめし」「比内地鶏の炙り焼き鳥めし」は米本来のうまみを味わえるように、あえてのりは巻いていないという。
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