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iPhone 14発表、期待された機能はどこまで実現したのか?(4/5 ページ)

日本時間9月8日早朝、アップルは最新スマートフォンのiPhone 14を発表した。世界で最も注目される製品の一つであるiPhoneは、毎年秋の発表会の前に、各所から“噂”が飛び出ている。これらの噂はどこまで正しかったのか、チェックしてみよう。

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チタンボディの新モデル?

 これまでiPhoneは、ステンレススチールまたはアルミを使ってきた。しかしiPhone 14では、Apple Watchへの採用実績があるチタンを使ったモデルが登場するという噂があった。

 答えはX。チタンの登場はなかった。

指紋認証が復活?

 コロナ禍のマスク生活においてはFaceIDの使い勝手が悪いこともあって、復活が噂されていたのが指紋認証であるTouch ID。iPadでは画面オフボタンがセンサーを兼ねるモデルもあり、iPhoneでも復活か? と言われていた。

 答えはX。指紋認証には対応しなかった。

USB-Cに対応?

 iPadでは、アップル独自端子「ライトニング」から標準規格のUSB-Cへの移行が徐々に始まっている。EUでは24年秋までにすべてのスマホにUSB-C対応を義務付けているため、あと3世代の猶予はあるものの、iPhone 14でもProモデルはUSB-C対応になるという噂もある。

 こちらも答えはX。ライトニング端子が継続となった。

衛星通信に対応?

 全くの新機能として囁かれるのが衛星通信への対応だ。通常の電波が届かない山奥や海の上でも、これによって通信が可能になるといわれる。とはいっても、緊急時にSMSだけが使えるなど、普段使うようなものではなく、遭難や災害時を意識したもののようだ。ハードウェアとしては対応するものの、サービス自体は後からという噂もあった。

 答えは◯。iPhone14シリーズ4機種すべてが衛星通信に対応し、緊急時に外部に救助を求められるという。「探す」機能とも連携する。中国販売モデル以外ならば利用でき、サービスは米国とカナダで11月から提供開始。2年間は無料で使用できるという。

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