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オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦:ヘルシーだけで終わらない(3/3 ページ)
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。
「第4のごはん」を目指すオートミール
同商品は、従来のシリアル売り場だけでなく、お米売り場での展開も実施する。「これまでオートミールを食べたことがない消費者にも、主食の選択肢の1つとして手に取ってもらえるようにしていきたいです」(西村さん)
同社はこれまで「オートミール」「プロテイン オートミール」を販売しており、今回で3商品目を投入することになる。世界のシリアル市場でオートミールが占める割合は約20%。一方日本国内では約1割にとどまっている。「粒感しっかり オートミールごはん」を起爆剤に、国内の市場規模を世界レベルにまで引き上げること目指す。
多様化する日本の食卓で、「オートミールごはん」は新たな主食として受け入れられるのか。
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