JR恵比寿「東口」が「ヱビスビール口」に 鉄道開業150年記念「缶」も発売:サッポロビール
サッポロビールは鉄道開業150年を記念し、ヱビスビール「鉄道開業150年記念」缶をJR東日本・東海・北海道の駅構内で10月4日から数量限定で発売する。9月16日から期間限定でJR恵比寿駅東口の案内標識に「ヱビスビール口」のデザインも施す。
サッポロビールは鉄道開業150年を記念し、ヱビスビール「鉄道開業150年記念」缶をJR東日本・東海・北海道の駅構内で10月4日から数量限定で発売する。9月16日から期間限定でJR恵比寿駅東口の案内標識に「ヱビスビール口」のデザインも施す。
記念缶(350ml)のパッケージは、裏面に「鉄道開業150年」の文言とロゴをあしらい、中央に150形蒸気機関車(1号機関車)のイラストをデザインしている。また、二次元コードを読み取るとことで「Virtual AKIBA World『鉄道開業150年』スペシャルコンテンツ」を見られるようにした。
同コンテンツでは「1号機関車」の客車部分を再現・展示するほか、内部を3Dギャラリー化し、当時の錦絵や関連映像、年表などをVRで視聴可能にしている。ヱビスビールの当時のポスタービジュアルなども展示する。
また、記念缶の発売と鉄道開業150年を祝い、9月16日〜10月30日の期間限定でJR恵比寿駅東口の駅サイン(案内標識)計5面を「JR恵比寿駅東口(ヱビスビール口)」とする。ヱビスビールの象徴である「恵比寿様」のロゴを配した特別デザインとなっている。9月16日には、JR恵比寿駅東口構内に、“駅と街を繋ぐ新しい駅ナカ業態”「TAPS BY YEBISU」もオープンする。
日本の鉄道は、1872(明治5)年10月14日、新橋・横浜(現桜木町)の両停車場で開業式が行われ、翌10月15日から旅客列車の運転を開始した。
その後、1890年にヱビスビールはビール製造を開始。ビール工場のすぐ脇を走っていた、現在の山手線となる日本鉄道品川線(品川―赤羽)に「恵比寿停車場」というビール輸送を目的とした新駅が建造され、1906年10月30日に恵比寿駅が旅客輸送を開始した。後に「恵比寿」という地名が誕生し、ヱビスは街の名称になり、駅名になったという。
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