24卒文系が「就職したい企業」 3位は東京海上日動、2位は三菱商事、1位は?(1/2 ページ)
産経新聞社とワークス・ジャパンは、24年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、「就職希望先調査」を実施し中間結果を発表した。文系総合の学生に人気の企業1位は「伊藤忠商事」だった。
産経新聞社とワークス・ジャパン(東京都千代田区)は、24年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、「就職希望先調査」を実施し中間結果を発表した。文系の学生に最も人気な企業は「伊藤忠商事」、理系の学生に最も人気な企業は「NTTデータ」だった。
文系総合人気企業ランキング 1位は「伊藤忠商事」
文系の学生に就職を希望する企業を聞いたところ、1位は「伊藤忠商事」(472ポイント)、2位は「三菱商事」(271ポイント)、3位は「東京海上日動火災保険」(205ポイント)、4位は「住友商事」(183ポイント)、5位は「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」(168ポイント)だった。文系では「損保・銀行」や「商社」が人気を集めた。
夏のインターンシップが大きく影響
ワークス・ジャパンが7月に行った採用動向調査(学生・企業)では、3年次に夏のインターンシップに参加した学生は5割近くに上り、なるべく早いうちに参加して、まずは業界・企業研究を行いたいと考える学生が多いことがうかがえた。
同社は「学生が就活のスタートと認識している夏のインターンシップで、いかに学生のニーズに応えるプログラムを提供できるかが、支持獲得に大きく影響している」と分析している。
3位の「東京海上日動火災保険」が行うプレミアム・インターンシップは、業務分野や職種に対応したプログラムが設定され、コアビジネス編、SPEC編資産運用コース、SPEC編IT戦略コースなど、自身の専門分野や興味に合わせて参加できる点が人気だ。また法人営業からシステム・デジタル、サイバーセキュリティなど、幅広いプログラムを用意する「三菱UFJ銀行」(7位)、コロナ禍以降、即座にオンラインインターンシップを導入した「損害保険ジャパン」(9位)は、質の高いプログラムをオンライン完結で開催している。
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