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「中流の暮らし」でイメージする年収は「600万円以上」 実態は?「中流」の条件とは(1/3 ページ)

労働政策研究・研修機構が発表した「暮らしと意識に関する NHK・JILPT 共同調査」の結果によると、「中流の暮らし」を送るのに必要な年収は「600万円以上」だと考えている人が多いことが分かった。では実態は?

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 労働政策研究・研修機構は、「暮らしと意識に関する NHK・JILPT 共同調査」の結果を発表。「中流の暮らし」を送るのに必要な年収は「600万円以上」と考えている人が多く、半数以上は「中流より下の暮らしをしている」と回答していることが分かった。


「中流の暮らし」のイメージと実態を調査(ゲッティイメージズ)

「中流の暮らし」に必要な年収はいくら?

 イメージする「中流の暮らし」を送るには、どのぐらいの年収が必要なのか。有配偶者には夫婦合計年収、無配偶者(未婚、離別・死別)には個人の年収を聞くと、有配偶者は「600万円以上」と「800万円以上」、無配偶者は「400万円以上」と「600万円以上」のカテゴリーに回答が集中。全体傾向として「600万円以上」の割合が高くなっていた。


配偶状態別にみたイメージする「中流の暮らし」を送るのに必要な年収(出典:プレスリリース、以下同)

 性別では、女性は男性より低い年収を選択。学歴別では、学歴が高いほど必要な年収を高く設定する傾向がある。有配偶者の20〜50代は年齢階級の上昇に伴い必要な年収を高く設定する傾向があるが、無配偶者では年齢階級による傾向は見られなかった。


学歴、配偶状態別にみたイメージする「中流の暮らし」を送るのに必要な年収

年齢別にみたイメージする「中流の暮らし」を送るのに必要な年収

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