ニュース
「ゲームマーケット」ってなに? アナログゲームの“入り口”として魅力:市場の動きが速い(4/5 ページ)
ボードゲーム市場が盛り上がりつつあるという。しかし、プレイしない人にとっては「ピン」とこないかもしれません。そんな人たちは、毎年開催されている「ゲームマーケット」に足を運んでみるといいでしょう。なぜなら……。
ゲームマーケットはもう始まっている?
直近のゲームマーケットは10月29〜30日に、国際展示場で開催されます。東京五輪による会場変更と新型コロナの感染対策による規模縮小を経て、久しぶりにフル規格での開催となりそうです。
「来月の話でしょ」と思われたかもしれませんが、来場者に向けた情報提供は始まっています。出展サークルの情報を掲載したカタログを販売していて、その情報の一部がSNSで公開されています。
サークルカットの入稿締め切りはゲームマーケット開催2カ月前なので、それぞれのSNSアカウントや特設サイトにQRコードで誘導して最新情報を継続して告知するスタイルが増えている。こちらは筆者が入稿したサークルカット
カタログには、新作のタイトルやテーマのほかに、ゲームに要する時間、プレイできる人数、難易度や対象年齢まで紹介しています。イラストには、作品に取れ入れられているモチーフや世界観なども描かれています。
まとめページもありますので、それを眺めるだけでも「気分はもうゲムマ」と盛り上がる人も多いかもしれません。いまや、ブースのPOPで来場者の目を引くだけでなく、このような「頒布品の告知」といった宣伝活動から「俺たちのゲームマーケット2022秋」が始まっているといっても過言ではないでしょう。
関連記事
- ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - なぜ山善の「焼肉グリル」は25万台も売れたのか 開発のヒントが面白い
山善の「焼肉グリルシリーズ」が売れている。第1弾が登場したのは、2020年7月のこと。その後、第2弾、第3弾を投入し、22年7月現在で累計25万台を突破した。なぜホットプレートがこれほどウケているのだろうか。人気の秘密を取材したところ……。 - ウェンディーズは「いま」どうなっているのか わずか1店舗からの“ウルトラC”
都市部を中心に「ウェンディーズ」の店を見かけるようになった。バブル時、100店を超えるほどの勢いがあったチェーン店はいまどうなっているのだろうか。同社の会長と社長を取材したところ……。 - キユーピーの「ゆでたまご」が、なぜ“倍々ゲーム”のように売れているのか
キユーピーが販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」が売れている。食べことも、見たことも、聞いたこともない人が多いかもしれないが、データを見る限り、消費者から人気を集めているのだ。なぜ売れているのかというと……。 - 「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのか
OECDの調査によると、日本人の平均年収は韓国人よりも低いという。なぜ日本人の給与は低いのか。筆者の窪田氏は「勤勉さと真面目さ」に原因があるのではないかとみている。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.