ニュース
Z世代は要注意? あなたの評価を下げる「違和感のあるメール」(1/4 ページ)
今どきの話し言葉や違和感のある敬語──ちょっとしたメールでの表現のミスが、上司や取引先からの評価の低下につながることがあります。誰が読んでも違和感のない言葉で、スムーズにメールが書けるようになるために、気を付けるべきポイントを解説します。
この記事は、『「速く」「短く」「感じよく」メールを書く方法』(鈴木真理子著、明日香出版社)に掲載された内容に、ITmedia ビジネスオンラインが編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。
今どきの話し言葉をそのまま書かない
今どきの話し言葉をそのままメールに書くのは要注意。たとえ親しい間柄だとしてもメールは証拠として残るので、誰が読んでも違和感のない言葉を使いましょう。実は、複数社の上司から部下のメールについて相談を受けたことがあります。
ある企業では、上司が部下に意見を求めると、「ボク的には〜」を頻発する人がいたそうです。ほかには、日報メールに「今日の営業活動、超ヤバかったです」と書いた部下もいたとか。
今どきの言葉をメールに書くのは若手社員に限らず、年齢や社歴に関係なくいます。
例えば、「ほう」をつけると丁寧になる、と思っている人がいますが、方角以外につけるのは誤りです。「メールのほうは読みました」や「見積書のほうを送ります」の「ほう」は、書かないこと。人呼んで「ほうほう族」にならないよう留意してくださいね。
プライベートなやりとりと異なり、仕事中はメリハリをつけて、書き言葉できちんとしたメールを送ってください。あなたの評価がグンとアップしますよ。
関連記事
- 「課長まで」で終わる人と、出世する人の決定的な差
「『課長まで』で終わる人と、出世する人の決定的な差」とは何か? がむしゃらに働いても、出世できる人とそうでない人がいる。その明暗を分けるたった1つのポイントを、解説する。 - 「部下が身勝手だ」と怒る“昭和の上司”が知らない、“令和の部下”の育て方
残業はやりたくない、異動もしたくない、出世なんてまっぴら──そんな新しい価値観を持つ“令和の部下”と、“昭和の上司”とのすれ違いが起きている会社は少なくないでしょう。なぜ、“令和の部下”は気ままに振る舞うのか? どうしたら、理解し合うことができるのか? 河合薫氏が解説します。 - “スーツ姿の客”がネットカフェに急増 カギは「PCなし席」と「レシートの工夫」
コロナ禍で夜間の利用者が激減し、インターネットカフェ業界は大きな打撃を受けた。そんな中、トップシェアを誇る「快活CLUB」では、昼にテレワーク利用客を取り込むことに成功、売り上げを復調させた。そのカギは「PCなし席」と「レシートの工夫」にあるという。どういうことかというと……。 - アマゾンの新しい返品方法 お金を返し、商品は回収しない──なぜ?
米国は、日本に比べて返品OKの小売店が多い。米アマゾンなどの大手小売りでは、返金するのに商品は回収しない「Keep it」という新しい返品方法が進められている。なぜ、このような手法を取るのか? - 「課長にすらなれない」──絶望する40代社員が増えるワケ
真面目に勤めてきたが、上の世代とは違い「課長にすらなれない」──そんな状況に絶望する40代社員が増えています。減り続ける管理職ポストの実態と、深刻な賃金格差とは。「肩書きなき40歳問題」について河合薫氏が解説します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.