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Z世代は要注意? あなたの評価を下げる「違和感のあるメール」(2/4 ページ)
今どきの話し言葉や違和感のある敬語──ちょっとしたメールでの表現のミスが、上司や取引先からの評価の低下につながることがあります。誰が読んでも違和感のない言葉で、スムーズにメールが書けるようになるために、気を付けるべきポイントを解説します。
敬語に自信がありますか?
敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つがあります。尊敬語は相手を高める言葉です。謙譲語は自分を低めることで、間接的に相手を高める言葉です。丁寧語は言葉づかいそのものを丁寧にする言葉です。
「食べます」を例にすると、自分が食べるときは「いただきます」、相手が食べるときは「召し上がります」となります。
「言います」を例にすると、自分が言うときは「申します」「申し上げます」、相手が言うときは「おっしゃいます」となります。
ときどき、尊敬語と謙譲語の取り違えを見かけます。お客さまに名前をたずねたいとき、「お名前は何と申しますか」は誤りです。「申します」は自分のことを低めるときに使う言葉、謙譲語だからです。正しくは、「お名前は何とおっしゃいますか」のように尊敬語を使いましょう。
また、二重敬語にも気を付けてください。「先輩がおっしゃられる」は、「先輩がおっしゃる」で十分なのに、「れる、られる」をつけたため二重敬語になってしまっています。よくある誤りなので注意しましょう。
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