兵庫・塚口さんさんタウン跡地に、関西初進出の商業施設「SOCOLA 塚口クロス」誕生:地域住民のパートナー
野村不動産、野村不動産コマースは11月2日、兵庫県尼崎市塚口さんさんタウン3番館跡地に、商業施設「SOCOLA 塚口クロス」をオープンする。
野村不動産、野村不動産コマースは11月2日、兵庫県尼崎市塚口さんさんタウン3番館跡地に、商業施設「SOCOLA 塚口クロス」をオープンする。地域密着型商業施設「SOCOLA(ソコラ)」シリーズの6棟目で、関西初進出となる。生活利便性を高め、「地域住民のパートナー」として親しみやすく愛される施設を目指す。
「SOCOLA 塚口クロス」は、阪急神戸線・伊丹線塚口駅南口に位置。尼崎市初の第一種市街地再開発事業(1978年事業完了)として整備したエリアで、「塚口さんさんタウン」は地域のランドマークのひとつとして親しまれていたが、旧耐震基準の建物であることへの懸念などから建て替えの方針が決まった。
同施設は、「塚口さんさんタウン」3番館を建て替えて建設する同社の分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前(分譲中)」と、商業施設で構成される複合施設の低層部分に開業する。「プラウド阪急塚口駅前」とは2階で接続し、居住者は天候を気にせず買い物を可能とした。1階に隣接する駅前広場とも連携し、尼崎市北部の玄関口として街のにぎわい創出を図る。
日常的な利用を見込み、食料品ゾーンを強化する。地下1階にはダイエーが「AEON FOOD STYLE」として再出店し、高品質グロッサリーストア「パントリー」、神戸発祥のベーカリー「CASCADE」などを誘致。駅前の利便性を生かしながら地域住民の生活基盤となることを目指す。
「商環境コンセプト」は「木漏れ日ウォーク 〜塚口の散歩道〜」で、木調の素材を使用した天井造作や共用柱、木漏れ日をイメージした光だまりなどを採用した。「親しみやすさ」や「心地よさ」「リズム感」を演出し、気軽に立ち寄れる楽しい散歩道としての空間づくりを行う。
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