2015年7月27日以前の記事
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ホットクック超え!? アイリスの回転鍋から見えた調理鍋市場のこれから知らないと損?業界最前線(1/5 ページ)

この10年、最も普及が広がった調理家電が電気調理鍋だ。代表的な製品はシャープの「ヘルシオ ホットクック」だが、アイリスオーヤマが“内鍋が回転する調理鍋”を発売。SNSなどで話題になっている。ホットクックから新登場の自動回転鍋までを振り返ると、市場の課題とこれからが見えてくる。

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 共働き世帯の増加を始めとするライフスタイルの変化により、調理家電の中でこの10年、最も普及が広がったのが電気調理鍋だ。

 その電気調理鍋市場に、ちょっと変わった新しい製品が登場してSNSを中心に話題を集めている。アイリスオーヤマの「自動かくはん式調理機 CHEF DRUM(シェフドラム)」(実勢価格5万9800円)だ。


アイリスオーヤマの「自動かくはん式調理機 CHEF DRUM」。圧力調理機能は搭載しないが、炒める、揚げる、煮込む、焼く、低温調理、無水調理、スロー調理ができる

 電気調理鍋の基本機能である“材料を入れてボタンを押すだけで加熱調理できる”ことに加え、内鍋が回転する機構を搭載。さらに本体を傾けられる点が特徴だ。傾きの角度は0度、30度、50度の3段階に設定でき、傾けた状態で内鍋を回転させることで、材料を撹拌(かくはん)しながら加熱できる。

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