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小学館、「日本鉄道大地図鑑」を発売 レアな資料から鉄道の歴史を振り返る:鉄道開業150周年記念(1/2 ページ)
小学館は9月29日、明治から令和までの鉄道地図を高精細な印刷で収録した「日本鉄道大地図鑑」を発売した。鉄道開業150周年と小学館創業100周年を記念した企画で、近代日本の歴史・文化・風俗を地図から読み解くビジュアル図鑑として展開する。
小学館は9月29日、明治から令和までの鉄道地図を高精細な印刷で収録した「日本鉄道大地図鑑」を発売した。鉄道開業150周年と小学館創業100周年を記念した企画で、近代日本の歴史・文化・風俗を地図から読み解くビジュアル図鑑として展開する。
収録した中で最も古い地図は1871年(明治4年)の「永福東京御絵図」で、江戸時代に作られた「江戸図」に、開業を翌年に控えた建設中の鉄道の路盤が描かれている。この地図から、日本初の鉄道は一部の区間で海に築堤を作り、その上に線路を敷いたことが分かる。
1873年(明治6年)頃に製作された、長さ約18.5メートルの「東京・青森間測量絵図」は、横浜の商人・高島嘉右衛門が政府に提出した東京〜青森間の鉄道建設を促す線路図。同編集部によると、全図を掲載するのは同書が初めてだという。
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