ファミリーマートは「FAMIMA BAKERY」の新ラインとしてスイーツのようなパンを展開する「スイーツシリーズ」を立ち上げた。コロナ禍で自宅でのスイーツ消費が増加し、ベーカリーでもスイーツのように食べられるパンが注目を集めている。スイーツでトレンドの食材や見た目、ベーカリーを意識したパンのラインアップを拡大することで、売り上げ増を見込む。
10月4日から第一弾として、トレンドの食材であるピスタチオや発酵バターを使用した新作4品を発売する。
「チョコとナッツのクロワッサンドーナツ」(158円)は、クロワッサン生地とドーナツのハイブリッドパンだ。チョコのコーティングの上に、アーモンドとピスタチオをトッピングし、チョコクリームをサンドしている。
「ピスタチオデニッシュ」(168円)は、ブルターニュ産の発酵バター入り油脂を折り込んだデニッシュ生地に、ピスタチオクリームを巻き込み、クラッシュしたピスタチオをトッピングした。
「ホイップフレンチトースト(発酵バター入りホイップ)」(168円)は、分厚くスライスした歯切れのよいフランスパン生地に、フレンチ液を染み込ませた。中にはコクのある発酵バター入りのホイップを入れている。「発酵バターケーキタルト」(150円)は、アーモンドパウダー入りタルト生地に発酵バター入りミルククリームを絞り、発酵バター入りのバターケーキ生地を重ねて焼き上げた。
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