コラム
英語ができれば給与はアップするのか 年収1000万円の壁:コスパの高いスキル(3/4 ページ)
英語力がある人は給与が高い――。そんな話を聞いたことがあるが、実際のところはどうなのか。調査データを見ると……。
(3)CEFR B2をクリアするための学習法〜まずはB1を目指す〜
B2を目指すには、まず自分の現在の実力をCEFRレベルでチェックすることが第一歩です。多くの日本人ビジネスパーソンの英語スピーキング力はAレベル(PreA-1〜A2)の領域なので、そこからどのようにスピーキング力を上げていくかがカギになります。
CEFRは、スピーキング力を以下の7つの要素に分解しています。それをテストで診断して、弱いところを重点的に伸ばしていけば、効率的に力を伸ばすことができます。
- コミュニケーションの目的の達成度:何かを聞かれたときに、質問に対して的外れでなく、きちんと答えているか?
- 表現の幅:使える文法・構文・語彙・フレーズの量が多いか
- 正確さ:文法・話法をどの程度正しく使えるか
- 流暢さ:どの程度スムーズに発話できるか
- やりとり:会話の開始・終了・維持、意図する方向への意思表示ができるか
- 一貫性:筋の通り、順序だてて論理的な話し方ができるか
- 音韻:発音・イントネーション・抑揚がどの程度正しいか
スピーキングの練習というと、正確さ、流暢さ、音韻に関心がいきがちですが、伝わるにはコミュニケーションの目的達成度、表現の幅、やりとり、一貫性の練習も重要です。これは、多少発音が悪かったり間違えたりしても、仕事の目的を達成することが大事というビジネスの現場感として納得いくのではないでしょうか?
具体的にスピーキング力を伸ばすための方法として、レベルに関係なく、読む・聞くの「インプット」と、話す・書くの「アウトプット」を組み合わせた学習をおすすめします。
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