ローソン、“脱・コンビニ袋パン”を掲げ「マチノパン」をリニューアル 香りと食感にこだわった新作5品:専門店品質(1/2 ページ)
ローソンは“脱・コンビニ袋パン”を掲げ、「マチノパン」をリニューアルする。香りと食感にこだわった新作5品の特徴は?
ローソンは生地の香りや食感、製法にこだわった専門店品質のベーカリーシリーズ「マチノパン」をリニューアルする。“脱・コンビニ袋パン”を掲げ、利用者の意見を反映した商品開発を強化した。10月11日は第一弾として、「ショコラスフォリアテッラ」「ベーコンエピ マスタード」など新作を5品発売する。
利用客を対象に「ベーカリーに対して期待すること」を調査したところ、「香り(小麦粉やバターの香り)」「食感(ぱりぱり、もちもち、がりがり)」など「生地に対する期待」が多く挙げられた。これを受け、香りと食感をさらに追求し、ブランドリニューアルに踏み切った。
商品コンセプト開発部 シニアマーチャンダイザーの大澤勝司さんは「コンビニのベーカリーは、近くで買えることや食べやすさなどの“利便性”で選ばれることが多いのが現状です。専門店と同様に“品質に対する信頼”を得ることができれば、コンビニパンの概念を変えられると思い、今回、一からレシピ・製法を見直しました。生地の香りとこれまでにない食感を楽しめる自信作となっています」と意気込む。
バゲット系商品は、胚芽部分や外皮に含まれるミネラル分である“灰分”が多いフランスパン専用粉や、風味が損なわれにくい石臼びきの小麦粉を一部使用。本格的な香りや食感を追求した。また、生地に含まれる水分比率を従来のベーカリーよりも高め、これまでの商品より30度高い温度で焼成することで、本格的な香ばしさと引きの強い食感を実現している。
「ベーコンエピ マスタード」(160円)は、香ばしく引きの良いフランスパンに、程よい硬さでうまみの強いショルダーベーコンとマスタードを合わせた。
「レーズンバターバゲット」(160円)は、レーズンを練りこんだバゲットに有塩バターをサンド。レーズンの甘味とバターの塩味の甘じょっぱい味わいが楽しめるようにした。
関連記事
- ドンキ「NHK受信料不要のテレビ」、なぜ中年に人気? 最新の売れ行きを開発者が分析
ドンキの「チューナーレス スマートテレビ」が好調だ。同社に売れ行きについて話を聞くと、担当者も驚いたと話す“意外な購買層”が分かった。誰が、どんな目的で買うのか。 - セブンの「いれたてコーヒー」、粗利率は50%超え? コンビニが100円コーヒーをやめられない“おいしい”理由
セブンの100円コーヒーが値上げをし、注目を集めている。「コンビニにはいれたてコーヒーを強化する理由がある」という。各社が100円コーヒーに力を入れるのはなぜか。 - 「品質がよくない」「普段の1.5倍の値段です」 顧客満足度No.1のスーパーで見つけた“正直すぎる”ポップの真意
「普段の1.5倍の値段です」「品質がよくない」――オーケーで見つけた正直すぎる掲示。「オネスト(正直)カード」と呼ばれているらしい。こんなに正直に商品のマイナス面を伝えて大丈夫なのだろうか? - 「そろそろ、No.1を入れ替えよう。」 ファミマがPB「ファミマル」でとにかく「分かりやすさ」にこだわる理由
ファミマのPB「ファミマル」が10月19日に1周年を迎える。発売以降、PBの日商前年比と既存店日商売上前年比がどちらも10カ月連続100%超えと好調だ。子どもから高齢者まで誰にでも分かりやすい「伝え方」が好調の要因のようで…… - ローソン、新たなカフェ事業を展開 ハイレベルなデザートドリンクを提供する狙いは?
ローソンは新たなカフェ事業「MACHI cafe+」を本格始動する。店内厨房を生かし、フレッシュフルーツなどを使用したデザートドリンクを提供。25年度までに全国の500店舗での展開を目指す。 - 首都圏の住み続けたい駅ランキング 都内シングル向けの3位「上町」、2位「山下」、1位は?
リクルートは首都圏居住者を対象に「SUUMO住民実感調査2022 首都圏版」を実施。都県(地域)×家賃水準別住み続けたい駅ランキングを集計した。住み続けたい街は? - 首都圏で住み続けたい自治体 3位「神奈川県葉山町」、2位「東京都目黒区」、1位は?
リクルートは首都圏居住者対象にアンケート調査を実施。「SUUMO住民実感調査2022 首都圏版」として集計した。住み続けたい自治体ランキングの1位は?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.