ニュース
「面接官がよくなかった」 就活で企業の印象が悪くなったこと:企業イメージを左右(1/2 ページ)
Z世代を研究する「電通若者研究部」は、就活を終えた2023年卒業予定の大学生を対象に「Z世代就活生 まるわかり調査2022」を実施した。Z世代の就活生が企業選びで最も重視するのは……。
Z世代を研究する「電通若者研究部」は、就職活動を終えた2023年卒業予定の大学生・大学院生を対象に「Z世代就活生 まるわかり調査2022」を実施した。Z世代の就活生が企業選びで最も重視するのは「社内の風通しの良さ」であることが分かった。
就活によって企業イメージを左右
就活を通じて企業や商品のイメージがよくなったことがあるかを聞いたところ、89.4%の就活生が「イメージアップにつながった」と答えた(「ある」46.6%、「まあある」42.8%)。
一方で「イメージが悪くなったことがある」と答えた人も63.5%いて(「ある」31.0%、「まあある」32.5%)、就活によって企業イメージが大きく左右されることが分かった。
就活で企業の印象が悪くなった理由を尋ねたところ、「面接官の印象がよくなかった」(67.1%)が最も多く、次いで「社風が古いと感じた」(38.1%)。
この結果について、電通若者研究部は「就活生に『自分たちの世代と価値観が合わない』と思われることが企業ブランドのマイナスイメージにつながるため、採用活動をきっかけに企業の価値観のアップデートが重要になると考えられる」とコメントした。
3位は「選考結果の発表が遅かった」「OBOG訪問で会った社員の印象がよくなかった」(いずれも31.8%)だった。
関連記事
- 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - 「オレが若いころは」「マネジメント=管理」と思っている上司が、ダメダメな理由
「オレが若いころは……」「マネジメントとは管理することだ」といったことを言う上司がいるが、こうした人たちは本当にマネジメントができているのだろうか。日本マイクロソフトで業務執行役員を務めた澤円氏は「そうしたマネージャーは、その職を降りたほうがいい」という。なぜかというと……。 - なぜ某カフェチェーンは時給を上げないのか 「安いニッポン」の根本的な原因
アルバイトの応募が少ない――。某カフェチェーンから、このような嘆きの声が聞こえてきた。人口減少の問題もあるだろうが、なぜバイトが集まらないのか。その理由は……。 - 「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのか
OECDの調査によると、日本人の平均年収は韓国人よりも低いという。なぜ日本人の給与は低いのか。筆者の窪田氏は「勤勉さと真面目さ」に原因があるのではないかとみている。どういう意味かというと……。 - 「70歳まで会社にしがみつく人」が結局、会社を弱体化させてしまうワケ
定年を引き上げるニュースが相次いでる。現行の60歳から65歳にする企業が増えてきているわけだが、筆者の窪田氏はこの動きに懸念を抱いている。「長く働くことができていいじゃないか」と思われたかもしれないが……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.