2015年7月27日以前の記事
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「自信を持って接客してもらいたい」 制服をジェンダーレス化した「びっくりドンキー」「JINS」の狙いSDGsの浸透(3/4 ページ)

ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」と、眼鏡専門店「JINS」が制服をリニューアルした。コンセプトの一つに「ジェンダーレス化」を掲げる。運営会社にその狙いを聞いた。

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ダイバーシティー推進

 眼鏡専門店「JINS」では、店舗スタッフの制服を約4年ぶりにリニューアル。新しい春夏用のシャツをスタッフが7月18日から順次着用している。

 新しい制服は、安心感や信頼感を抱いてもらえるように、清潔さ・上品さが感じられるようにした。これまでの制服では男性用と女性用で仕様が分かれていたが、新しい制服は規格を共通にした。また、ジェンダーレスなデザインやサイズ感を取り入れた襟型の異なる2タイプのシャツを採用している。


JINSの新しい制服(提供:ジンズホールディングス、以下同)

 これまでの制服には、シャツとジャケットを採用しており、見た目は男女で同一だったが、シルエットが異なっていたという。


JINSのかつての制服

 なぜ、ジェンダーレス化をコンセプトの一つとして打ち出したのか。同社は従業員のダイバーシティー推進に取り組んでおり、性別、国籍、人種などを含めて多様な人材がいきいきと働ける環境づくりを目指している。そこで、制服のリニューアルにあたり、「ジェンダーレスなデザインであるとともに、店舗の従業員一人ひとりが自由に自分らしくスタイリングをして働ける環境の整備が必要と考えて企画した」(ジンズホールディングスの広報担当者)という。


JINSの新しい制服

JINSの新しい制服

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