国内スタートアップ評価額ランキング 3位「スマートニュース」、2位「GIVE」、1位は?
フォースタートアップスは、10月1日時点の「国内スタートアップ評価額ランキング」を発表した。
人材・資金支援事業を手掛けるフォースタートアップス(東京都港区)は、スタートアップ関連情報を扱うプラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」で10月1日時点の「国内スタートアップ評価額ランキング」を発表した。
1位は機械学習などの最先端技術を実用化する「Preferrerd Networks」で評価額は3539億円。2位はCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)プラットフォームを開発するGVE(2245億円)、3位にはニュースアプリを運営する「スマートニュース」(2004億円)がランクインした。
4位以降は、クラウド人事労務ソフトを提供する「Smart HR」(1732億円)、半導体システムを開発する「TRIPLE-1」(1641億円)、絶縁体技術を核とした次世代電池の開発を行う「スリーダムアライアンス」(1522億円)と続いた。
今回の評価額ランキングでは、先月と比較して上位20社の顔ぶれに変化はなかった。大きく伸長した企業としては、スリーダムアライアンスの評価額が先月(730億円)と比較し792億円弱増加し、順位が先月の17位から6位へと上がっている。
評価額ランキングトップ20社における、それぞれの累計資金調達金額も調査した。10月時点での累計資金調達金額1位は、人工タンパク質素材を開発する「Spiber」(1209億円)。タクシー配車アプリGOを提供する「Mobility Technologies」(470億8000万円)、「スマートニュース」(442億1000万円)と続いた。
先月から変化したのは、「スリーダムアライアンス」「アストロスケールホールディングス」「ティアフォー」「アンドパッド」の4社となった。
調査は、フォースタートアップスが取得した登記簿謄本記載の情報に基づいて算出している。
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