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安さが売りの「半額専門店」が急増中! ドンキやリサイクルショップにはない特徴とは?:長浜淳之介のトレンドアンテナ(4/5 ページ)
「半額」を売りにしたチェーンが伸びている。「TOA mart(トーアマート)」「半額倉庫」「222(トリプルツー)」に勢いがあるが、それぞれの特徴は?
半額倉庫がライバル的存在
トーアマートのライバル的な存在として、「半額倉庫」というチェーンもある。
こちらはレジで、値札が付いている値段から半額に引くという、独特のシステムになっており、お得感を想起させるイメージの“半額”ではなくて、額面通りの“半額”を追求していることに特徴がある。
半額倉庫はYouTubeのチャンネルも有していて、どんな店でどういう商品を売っているのかを、気軽にチェックできるのも売りとなっている。
商品は日用品、アパレル、古本、ゲーム機・ソフト、家電、家具、キッチン用品、玩具など。
1号店は、20年9月に兵庫県播磨町にオープンした播磨店。オープン当日には長蛇の列となった。残念ながらこの店は22年1月に閉店したが、2号店の出雲店(島根県出雲市)以降に出店した全国各地の8店、オンラインのWebライブ店、イベントとして巡回する出張フリマ店を展開している。
運営はISOYU(大阪市)というベンチャー企業で、磯遊晋介社長が15年に起業。Webサイト制作代行、販促物やロゴのデザイン、出張写真撮影などさまざまな商売を手掛けてきた。
半額倉庫には、無人販売や月に数日不定期に開く店もあり、倉庫でフリーマーケットが開かれているかのような店づくりも含めて、自由なスタイルが魅力の1つでもある。
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