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「猫をなでている手触り」の毛布が5時間で完売 商品化のきっかけは猫好き新入社員の”ある悲しみ”:3分インタビュー(3/3 ページ)
通販大手ニッセン(京都市南区)が手掛ける「猫Feel」が大きな話題となっている。「猫をなでている手触り」を再現するというアイデアが生まれたきっかけとは? 担当者に聞いた。
種類を増やすべく企画の見直しを実施
――21日に予約受付を再開したものの売り切れが続いています。今回の反響をどう捉えていますか?
佐久間: 予想以上の反響に驚いています。弊社は、寝具で「Coco Feel」シリーズを展開しており、猫Feelは今冬の新作として誕生しました。同シリーズでは、以前からブランドコンセプトである「肌触りや心地よさを追求する」ということが伝わりやすい商品を開発することが課題となっていましたが、猫Feelでそのコンセプトを多くの方に知っていただければと思います。
――今後の商品展開についてお聞かせください
佐久間: 再販や入荷を待ち望む声とともに、「子どもが外出先で使えるようなミニサイズのグッズがほしい」「黒、白、三毛などカラーバリエーションを増やしてほしい」「人間用だけでなく子猫や子犬用のグッズがあるとうれしい」といった要望もいただいております。
猫Feelは毛並みの表現が難しく、企画段階で没になってしまったアイデアが多数あります。今回の反響を受けて、色や柄の再現がとても難しく時間を要してしまっていますが、種類を増やすべく企画の見直しを行っています。
同社の公式Twitterでは、猫Feelのブランケットを丸めて猫のように見せた「概念ねこ」という斬新な使い方も紹介している。寒さが身に染みる季節に、猫Feelの手触りやぬくもりで癒される人も多そうだ。
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