ニュース
「服は売らない」ZOZOが初のリアル店舗 AIとプロが似合うコーデを提案(2/2 ページ)
ZOZOは、初のリアル店舗「niaulab by ZOZO」を表参道にオープンすると発表した。店舗では衣服を販売せず、独自のAIサービスとプロスタイリストの知見を掛け合わせ、似合う衣服を提案する。
「コーディネート提案AI」の質を高める狙い
約1300万件のコーディネートデータをもとに独自で開発したAI「niaulab AI」の質を高めていくことも狙いの一つだ。
澤田社長は「『似合うラボ』の名前にラボと付けているように、まだ研究段階だが、まずは店舗をオープンすることを決めた。今後、(同様のサービスを)ネットの世界で完結できるようにするために、何が必要かがまだ分からないが、最終的には『ZOZOTOWN』や『WEAR』にこのラボでの知見を生かした超パーソナライズドサービスを展開していきたい」と話す。
今後の展開はさまざまに思案しているという。「この店舗のサービスが対面だからこそできるものだ、という判断に至れば、店舗を増やしていく可能性もある。また、ある程度セオリーを機械化できるのであれば、技術として海外展開するなどの広がりも考えている。そうした展開の中の、第一歩としてこの店舗を捉えている」と意気込みを語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
アマゾンで増える「送料ぼったくり」被害 “誰だって気づくはず”の手口のウラ側
Amazonで“ぼったくり”な送料を設定する業者から、意図せずに商品を購入してしまう被害が後を絶たない。一見単純なシカケに、引っ掛かってしまう人が少なくないのはなぜなのか? “誰だって気づくはず”の手口のウラ側を探り、問題の本質に迫る。
“スーツ姿の客”がネットカフェに急増 カギは「PCなし席」と「レシートの工夫」
コロナ禍で夜間の利用者が激減し、インターネットカフェ業界は大きな打撃を受けた。そんな中、トップシェアを誇る「快活CLUB」では、昼にテレワーク利用客を取り込むことに成功、売り上げを復調させた。そのカギは「PCなし席」と「レシートの工夫」にあるという。どういうことかというと……。
ラーメン業界に黒船来航! 約90秒で「アツアツな本格ラーメン」を作る自販機がすごい
JR東京駅、羽田空港、首都高芝浦パーキングエリアで、ラーメン自販機「Yo-Kai Express」の設置が始まった。いったい、どんな自販機なのか? CEOが話す強みや戦略は?
「課長にすらなれない」──絶望する40代社員が増えるワケ
真面目に勤めてきたが、上の世代とは違い「課長にすらなれない」──そんな状況に絶望する40代社員が増えています。減り続ける管理職ポストの実態と、深刻な賃金格差とは。「肩書きなき40歳問題」について河合薫氏が解説します。
オタクを徹底調査! 最も人口が多いのは「アニメオタク」、最もお金と時間を使うのは?
矢野経済研究所が「オタク調査」の結果を発表した。26分野の「オタク」の人数を推計したところ、最も人数が多いのは「アニメ」オタクで、約685万人いることが分かった。
