ファミリーマートは11月15日から、プライベートブランド(以下、PB)「ファミマルKITCHEN」のパスタ商品をリニューアルした。パスタソースの味にこだわり、食材の特長を生かす調理方法を採用。PBの品ぞろえや品質向上を強化する姿勢だ。
「卵とチーズのカルボナーラ」(550円)は、卵黄を従来品の2倍以上配合した。専門店の味を再現するため、ベーコンをじっくりと炒めてうまみを抽出した油をソースに加えている。パスタの上にはパルメザンチーズ、アクセントに粗びきの黒こしょうをトッピングした。
「挽肉と香味野菜のミートソース」(460円)は、香味野菜をみじん切りにしてじっくりと炒めた「ソフリット」を使用し、ミートソースらしい甘味やうまみが楽しめるパスタソースに仕上げた。
「イベリコ豚をのせたクリームパスタ」(530円)は、国産の牛乳、クリームを使ったクリームソースに、ソテードオニオンとコンソメ、さらに隠し味として香り豊かなポルチーニ茸ペーストを加えた。イベリコ豚、セミドライトマト、ほうれん草をトッピングしている。
他にも「オリーブオイル香るペペロンチーノ」(460円)、「生パスタ 海老のクリーム」(530円)など、5品を発売した。
ファミマルは「ファミリークオリティ」をコンセプトとし、2021年10月19日に発売を開始。「おいしい◎うれしい◎あんしん◎」をキーワードに、加工食品や菓子、日用品、飲料などを扱っており、合計約890種類を展開している。発売以降11カ月連続で日商前年比100%超えを記録し、既存店日商にも好影響を与えているという。
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