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新型「プリウス」世界初公開 豊田社長とケンカしても、開発陣が譲らなかったことは?:コモディティか、愛車か(2/3 ページ)
トヨタは11月16日、新型「プリウス」を世界初公開した。1997年の誕生から25年間、ラテン語の「開拓者」に由来するその名の通り、新世代のエコカーとしてHEVの普及を牽引したプリウス。
第2世代TNGAプラットフォームを開発
新型プリウスの進化したデザインや走りを実現するため、新たに第2世代TNGAプラットフォームを開発。低重心化や19インチ大径タイヤを採用した他、ボディーの各所には補強を施し、剛性や静粛性を高めた。
高効率のダイナミックフォースエンジンと、高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーの組み合わせとなる、2.0Lプラグインハイブリッドシステムを採用。従来型と同等の低燃費(27.2km/L〜32.1km/L)を維持しつつ、164kW(223PS)のシステム最高出力を達成した。
EV走行距離は、従来型に比べ50%以上アップ。日常生活の大部分をEV走行だけでカバーできるよう、バッテリー性能を向上させた。また充電中にパワースイッチをオンにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を設定し、もう1つの部屋のように車内で過ごすことも可能だ。
安全面では、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備。また、高度運転支援システム「アドバンストパーク(リモート機能付)」を搭載し、さまざまな駐車シーンで自動で駐車・出庫できる他、車外から専用スマートフォンアプリを操作すれば遠隔での駐車・出庫も可能だという。
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