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成功とはいえない。それでも日系アパレルがベトナム市場で戦い続ける理由:中国からは撤退(6/6 ページ)
人口の約39%をZ世代、ミレニアル世代が占めるベトナム。そんな期待値が高いマーケットに、日系アパレルとして初めて本格進出したのが、ストライプインターナショナルだ。精力的に現地展開する同社に、“市場のリアル”を聞いた。
ベトナムでビジネスを展開するにあたり心得ておくべきことを尋ねると、「ベトナム人の特性を知ること」だと張替氏。基本的に勤勉なのは日本人との類似点だが、日本のやり方は通用しない。契約通りに進まないこともある。しかし、強固な信頼関係さえ構築できれば、その後はスムーズだという。
ハイミーは、23年中にハノイ・ホーチミンに少なくとも4店舗のオープンを目標にしている。最新のトレンドを追い、毎月新作を出していくと張替氏は意欲を見せた。
止まらない円安に値上げラッシュ、少子高齢化と、どんよりした空気が漂う日本と比べて、見通しの明るいベトナム。発展途上ならではの課題はあるが、進出を検討する価値はありそうだ。
写真提供:ストライプベトナム
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