仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日経リサーチはJR山手線について、利用目的に特徴のある駅のランキングを作成した。レジャーやショッピング目的での利用が多い駅の1位は「有楽町駅」だった。
有楽町駅は徒歩圏内に百貨店や商業施設、高級ブランドの路面店、全国各地のアンテナショップのほか、映画館や劇場もあり、駅利用者の約半数がレジャー・ショッピング目的で利用していた。
2位は20代以下の利用が多い「原宿駅」、3位は「御徒町駅」、4位は「上野駅」と続いた。「御徒町駅」「上野駅」はどちらも商店街「アメ横」の最寄り駅である。
通勤・通学目的が多い駅の1位は「田町駅」
通勤・通学目的が多い駅の1位は「田町駅」で、通勤・通学での利用は駅利用者の半数を占めた。駅周辺にはNECや森永製菓・森永乳業といった大企業の本社や慶應義塾大学などがある。
2位「大崎駅」、3位「浜松町駅」、5位「新橋駅」など山手線の南側の駅が上位を占めた。大学や専門学校がある「目白駅」「代々木駅」、高校が多い「大塚駅」「駒込駅」は山手線の中でも比較的学生の割合が多い駅となった。
同社が提供している、約5万人の生活者を対象に首都圏の鉄道駅の利用実態を調査した「施設と駅のセンサス」駅編のデータを元にランキングを作成した。
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