電子レンジで食材を調理する理由 2位「下ごしらえに便利」、1位は?
インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代区)は今回で6回目となる「電子レンジの利用」に関する調査を実施する。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
電子レンジで食材を調理する理由1位は「短時間で調理ができる」――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代区)の「電子レンジの利用」に関する調査で分かった。同調査は今回で6回目。
電子レンジで食材を調理する理由を聞いたところ、1位は「短時間で調理ができる」で81.5%、2位は「下ごしらえに便利」(41.5%)、3位「キッチンコンロと並行での作業ができ効率的」(40.1%)となった。
女性では、「キッチンコンロと並行での作業ができ効率的」「鍋を使わずに済む」「下ごしらえに便利」「少量の調理に便利」が高くなっている。
所有している電子レンジのタイプを聞いてみると、「オーブン・トースター機能付きのタイプ」が42.9%で最多となった。「スチームオーブンレンジ」は22.6%。
所有している電子レンジについていて、時間を指定して温める以外で使っている機能を聞いてみると、「飲み物を温める」「生解答・半解凍」が所有者の各6割弱、「ちょうどよい温度に自動で温める」が46.7%で上位となった。
電子レンジを購入する際に重視する点を尋ねた。最も多かったのは「価格」で68.8%、次いで「操作のしやすさ」(51.7%)、「メーカー・ブランド」「本体の大きさ」が各4割強だった。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は9月1〜5日、有効回答数は1万186件。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.