筋トレのタイミングによる寝つきへの影響を調査 睡眠の質が上がる時間帯は?(1/2 ページ)
アルファメイルは、18〜72歳の週3回以上筋トレをしている男性を対象に、「就寝前の筋トレが睡眠の質に及ぼす影響や最も睡眠の質が高まる筋トレのタイミング」について調査した。トレーニングを行うタイミングで最も多かったのは「夜」だった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ヘルスケアコンサルティング事業を行うアルファメイル(神奈川県鎌倉市)は、18〜72歳の週3回以上筋トレをしている男性を対象に、「就寝前の筋トレが睡眠の質に及ぼす影響や最も睡眠の質が高まる筋トレのタイミング」について調査した。トレーニングを行うタイミングを聞いたところ、最も多かったのは「夜(午後7〜午前3時)」(60%)だった。
次いで「夕方(午後4〜6時)」(16%)、「朝(午前4〜9時)」(14%)だった。日中は会社や学校に行き、夜のまとまった時間でトレーニングをする人が多かった。
睡眠の質の満足度は?
また普段の睡眠の質の満足度を聞き、トレーニングを実施するタイミング別に分けた。満足していると答えた割合が最も高かったのは「朝(午前4〜9時)」(21%)で、「あまり満足していない」と答えた人の割合も低かった。
朝にトレーニングを行う人は、昼以降に行う人よりも睡眠の質が高いことが分かった。一方、「昼(午前10〜午後3時)」「夕方(午後4〜6時)」「夜(午後7〜午前3時)」では睡眠の満足度に大きな差はなく、就寝前の筋トレが必ずしも睡眠の質を低下させるわけではないようだ。
寝つきは?
また寝つきについてもトレーニングのタイミング別に分けたところ、「寝つきはとても良い」と答えた割合は、「朝(午前4〜9時)」にトレーニングをしている人が40%と最も高い。朝にトレーニングをしている人は、寝つきもよいと感じている割合が高いことが分かった。
一般的には就寝前に運動すると、脳と身体が興奮し寝つきが悪くなると言われているが、今回の結果では「昼(午前10〜午後3時)」「夕方(午後4〜6時)」「夜(午後7〜午前3時)」で寝つきに大きな違いは見られなかった。
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