Rakuten NFT サラブレッド発売 ペーパーオーナーゲームに対応
楽天グループは、「Rakuten NFT」で「POG」(ペーパーオーナーゲーム)に対応する競走馬NFTシリーズ「Rakuten NFT サラブレッド」の販売を開始した。また、「Rakuten NFT」初となる、NFTを活用した「POG」を来春より提供予定としている。
楽天グループは、「Rakuten NFT」で「POG」(ペーパーオーナーゲーム)に対応する競走馬NFTシリーズ「Rakuten NFT サラブレッド」の販売を開始した。また、「Rakuten NFT」初となる、NFTを活用した「POG」を来春より提供予定としている。
POGとは、競走馬を参加者が仮想馬主として選択し、その競走成績によって得られた賞金などをゲームポイントに置き換えて競うゲームだ。
第1弾として、国内のレースで活躍する競走馬の静止画に、エフェクトとサウンドを付けたNFTを販売する。スターズオンアースやソダシなどの人気競走馬のモーメント(画像や動画など、各NFTコンテンツ)を入れたパック全29種、各4000円と、全29種の競走馬の中からランダムに5種類セレクトされる「バリューパック 第一弾」を1万8000円で提供する。
同NFTの購入特典では、「Rakuten NFT サラブレッドPOG」に参加でき、仮想馬主として実際の競馬レースの結果と連動するゲームポイントの競い合いができるようにした。対象となるのは2023年2月19日〜12月29日までの期間に開催される、国内開催のGIレースだ。
競走馬のNFTを保有するユーザーには、対象レースごとにエントリーする競走馬を選び、実際のレースで賞金を獲得すると、ゲームポイントを獲得できるようにした。獲得したゲームポイントに応じて参加できる抽選などによって、競走馬の命名権やジョッキーのサイン入り鞭(むち)、競走馬の蹄鉄など競走馬に関連した賞品の獲得も可能としている。
Rakuten NFTは、スポーツや、音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなどさまざまな分野におけるNFTを、ユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスと、IP(知的財産)ホルダーがワンストップでNFTの発行、販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームを併せ持つサービス。
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