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初めての起業、約4割が「危うい」 うまくいかなかった要因は?起業と経営の実態に関する調査(2/2 ページ)

ベンチャーサポートグループは「起業と経営の実態」に関する調査を実施した。初めての企業について、約6割が「順調」と回答。一方、うまくいかなかった人の意見は?

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経営が軌道に乗るまでかかった期間 約7割が「1年以内」

 次に「経営がうまくいった」人に、「経営が軌道に乗るまでにかかった期間」について聞いたところ「半年〜1年程度」(27.2%)という回答が最も多かった。「2年〜4年程度」(22.2%)や、「起業後すぐから」(17.8%)という声もあり、全体的に見ると約7割が1年以内に軌道に乗せられたことが分かった。

 また、うまくいった要因で1番多かったのは「起業のタイミング」(43.9%)だった。ほかには「経営理念・経営方針」(24.6%)や「資金繰り」(24.0%)、「時代・時勢を見据えた先見性」(23.8%)という意見が挙がった。

起業
経営が軌道に乗るまでかかった期間、経営がうまくいった要因

 また起業をすることになったら、どのようなことを重視するかという問いで最も多かったのは「資金繰り」(38.7%)だった。次いで「時代・時勢を見据えた先見性」(24.8%)、「起業のタイミング」(21.3%)と続いた。

起業
今後また起業をすることになった場合、どのようなことを重視したいか

 調査は起業を経験したことのある全国の男女1008人を対象にインターネットで実施した。期間は8月8〜9日。

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