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FAMIMA CAFÉ10周年 3月に春限定の「新摘みブレンド」を展開:累計30億杯を販売
ファミリーマートは、「FAMIMA CAFÉ」の10周年を記念し、沖縄県を除く全国のファミリーマートで、10周年を記念した取り組みを実施する。
ファミリーマートは、「FAMIMA CAFÉ」の10周年を記念し、沖縄県を除く全国のファミリーマートで、10周年を記念した取り組みを実施する。まず春限定の「新摘みブレンド」を3月に展開。1年をかけた取り組みで、コンビニコーヒーとしての人気拡大を図る。
スペシャルティコーヒーの「モカブレンド」も夏頃にメニューを拡大。同メニューを1年中、提供していく予定だ。
FAMIMA CAFÉは2013年に誕生。「世界一美味(おい)しいコンビニコーヒーをつくる」を目標に、20年2月からバリスタである粕谷哲氏と定番商品などの共同開発を始めた。
粕谷氏が大事にする、トレンドに左右されない「豆本来の甘味とコク」を味わえるように、豆の配合やマシンの抽出方法などの改良を重ね、シリーズ累計販売数は30億杯を突破した。独自の徹底した品質チェックに合格した「良質なコーヒー豆」だけを厳選して使用している。
新たに生産国への支援やトレーサビリティーの向上にも取り組む。SDGsについての取り組みの強化として、コーヒー残渣(ゴミとして廃棄していた工場から出た焙煎かす、店舗から出たコーヒーの抽出かす)の肥料化や、コーヒー周辺資材として再利用する準備も進め、コーヒー周辺備品も見直し、プラスチック削減にも取り組む。
バリスタ粕谷哲氏は、「コーヒーと言えばファミマ、ファミマと言えばコーヒー、と誰からも思ってもらえるように今後とも尽力します」とコメントした。
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