ニュース
「絶対売れない」→爆売れ Peachの“行き先を選べない”「旅くじ」はなぜヒットしたのか:3分インタビュー(2/3 ページ)
Peachが提供するカプセルトイ自販機「旅くじ」をご存じだろうか? 1回5000円でくじを引き、カプセルを開けるまで“行先は分からない”。実際の利用状況についてPeach Aviationに話を聞いた。
担当者に話を聞いた
――旅くじを販売する狙いを教えてください。
広報担当者: コロナ禍で厳しい状況だからこそ、街中でお客さまとの接点を持ち、ワクワクできるようなサービスを提供したいと考えて旅くじの提供を開始しました。旅くじをきっかけに「Peachは面白いことやっているな」「そろそろ旅に行きたいな」と、日常生活の中で旅を思い出してもらい、どんどん出掛けてもらえる仕掛けを作りたいと考えていました。
――旅くじの中に入っている「旅のミッション」とは、何なのでしょうか?
広報担当者: 指定された行き先で実際に行ってほしいことをミッションとして記載しています。内容はクスッと笑ってしまう様な遊び心を交えたもの。例えば、東京(成田)−石垣の場合「一番ハンサムな石垣牛探してきて!」、大阪ー沖縄(那覇)の場合「市場のおばあと友達になってきて!」などのミッションを用意しています。
関連記事
- 全国にたった“17人” スタバ黒板アート職人「GAHAKU」は何者なの?
日本のスタバには、「GAHAKU」と呼ばれる黒板アートの達人が存在する。GAHAKUは全国にたった17人。倍率12倍以上の選考を勝ち抜き、従業員の“お手本”となる黒板アートを制作している。 - ビッくらポン!で入れたお皿、どこに行くの? くら寿司に「超・効率重視の皿洗い」の全容を聞いた
くら寿司の代名詞といえば、「ビッくらポン!」。ところで、ビッくらポン!で客が投入した皿はどこに行くのだろうか。くら寿司に「超・効率重視の皿洗い」の全容を聞いた。 - 高級ホテルブッフェの残り、弁当で提供 2カ月で100キロの食品ロスを削減できたアプリ「TABETE」とは?
ホテル滞在の楽しみの1つである「朝食ブッフェ」。長年課題とされてきた「食品ロス」問題だが、2カ月で100キロ、50%削減したアプリがある。食品ロス削減アプリ「TABETE」とは? - 「ねるねるねるね」で苦い薬を克服! クラシエが「薬専用」を実際に商品化 きっかけは「医師も使っていた」
「薬を飲むときにねるねるねるねに混ぜて飲む」という方法が話題を集めている。クラシエフーズは、粉末用の薬を飲む際に使用できる「おくすりパクッとねるねる」を発売。どんな商品なのか。 - 青森ねぶた、100万円の観覧席が完売 提供された“プレミアム”なサービスとは?
青森ねぶた祭で「1組100万円のプレミアム観覧席」を販売した。完売を記録し、購入者からもプレミアムなサービスが高く評価された。どのような特典が付いているのだろうか。 - キャンセル待ちが約8000人! レンジで「チン!するレストラン」がここまで話題を集めたワケ
冷凍食品とアイスクリームが食べ放題の「チン!するレストラン」が話題を集めた。2日目にはチケット完売、キャンセル待ちは7000〜8000人を記録。好評の要因を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.